メインイベント

 
 ついに「その時」がやってきました。

日本では何か特別なことがない限り、テーマパークが夜中まで営業していることはないですし、そういうイベントが開催されていても参加したことはありませんでした。

ましてや日本人だけで海外のテーマパークを貸し切って遊んだことなどある訳がありません。

「いったいどんなことになるのだろう」と心を躍らせながら入場ゲートに向かいました。

 今後テーマパークを貸切にする可能性は難しいかと思いますがディズニーのホスピタリティについて知っていただけたらもっとディズニーランドが楽しめるのではないかと思い書きました。

スポンサーリンク

 

 特別企画満載!メインイベント「アーリークリスマスパーティー」

 ゲートオープンが20:00だったのですが、開演が待ちきれず早々にゲート前にやって来た私達に向けて、19:30からキャストがクリスマスキャロルを唄って楽しませてくれました。

また、「アーリークリスマスパーティー」といっても、”単純にパークが貸切になるだけ”でゲートが開いたら「後はお好きにどうぞ」と解放されるのかと思っていたのですが、私達の為だけにオープニングセレモニーも用意されていました。

18:00の通常営業終了により一度消されていたパーク内のイルミネーションが一気に点灯されるという華やかな演出とバンド演奏とともに仕切られていたロープが切って落とされ、私達の特別な夜が始まりました。

 開演30分後、毎日通常営業でも行われているクリスマスパレードが始まりました。

普段パレードをしっかり見ようと思ったら、早い段階から場所取りをしたり穴場ポイントを探したり、人だかりの隙間を塗って見たりするものだと思うのですが、時間や労力をかけなくてもフロートに乗ってやってくるキャラクターを見ることが出来ましたし、写真撮影においても”人が写り込まない”写真がいっぱい撮れました。

てぶくろ

それから特別企画として4ヶ所に設けられた『ディズニーキャラクターとのフォトセッション』にて、チェキ撮影をプレゼントしていただけるようになっていました。

・サンタ・グーフィーとトナカイ・プルート
・美女と野獣
・白雪姫と小人
・プーさんとティガー

私達は「美女と野獣」のベルと、もう1枚は白雪姫と一緒に撮ってもらいました。

本来は「おひとり様1枚(4ヶ所のいずれか)」というルールだったのですが「キャラクター+友達一緒=3ショット」で撮ることを運営側が認めてくださったので、「2枚分の権利を2人で使う」ことにより1人が2ヶ所で撮影をさせてもらえました。

最終的にはチェキのルールがほとんど関係なくなっていて、美女と野獣の野獣や白雪姫の小人、ピノキオとおじいさん等、自分のカメラでも撮っていただきました。

夜の20:30から25:30までの5時間。全くもって”ただの貸切”ではありませんでした。

スポンサーリンク

 


 ディズニーランドを5000人で独占!ディズニーランドの広さを実感!

 ゲートオープン前、集まってくる人を見て「いくら貸切といっても、5000人もいたらそんなにガラガラにはならないのでは?」と思っていましたが、とんだ間違いでした。

企画会場やパレードのように開始時間と場所が限定されているところにはそれなりに人が集まっていましたが、アトラクションに向かって人が散らばっていってしまうと、場所によっては人が誰も歩いておらず若干恐怖さえ覚えました。

特にホーンテッドマンションカリブの海賊がある「ニューオリンズスクエア」全体的に薄暗がりで華やかな雰囲気ではなかったので、本当に不気味な雰囲気を漂わせていました

走っても誰にもぶつからない、むしろ人がいなくて道が分かりづらいテーマパークなんて初めての経験でした。

 大人気のアトラクションは乗るまでの待ち時間が長いので、入り口から乗り場までの道すがら飽きさせない工夫がなされているのですが、並ぶ列が出来ていないので通路を素通り!

施された趣向を全く見ることなく乗り物に乗り、また同じ乗り物に乗るために一度外に出て入り直さなくても、建物内の出口と入り口の交差地点から折り返し乗り場に向かい、乗り場に着いたら即乗車!ということをあちこちで繰り返しました。

またトゥーンタウンのコースターでは1周して戻ってきても次に乗車を待っている人がいなかったので、キャストの方が気を利かせて「ワンモア?(このままもう1回乗る?)」と聞いてくださり、私達も「イェス!ワンモア!」と返答、コースターを降りず安全ベルトも外さないままにもう1周乗せてもらいました。

通常営業中にも乗ったインディージョーンズにも何度も乗りました。

そしてアトラクションからアトラクションへの移動中ディズニーキャラクターを見つけては撮影をしてもらいました。

行動するのに夢中でキャラクターと一緒に撮影した写真以外何も残っていないのが少し心残りです。それほどまでに5時間を楽しみました。

 


『カリフォルニア旅5日間の旅【5】』へ続きます。

スポンサーリンク