北海道に何のゆかりも無いのですが北海道(特に札幌)は第二の故郷だと思っています。それくらい大好きな街です。
今回はそのきっかけになった「バスツアー道央・道南5日間」の旅についてご紹介します。
極めて一般的なコースですが、この北海道定番コースが王道な理由が少しお分かりいただけると思います。
北海道を訪れたことが無い方、来年夏に北海道に行ってみませんか?何度も訪問している方もご参考になることがあると思うので一度読んでみてください。
「ラベンダー畑を見たい!」が最高の旅のはじまり
実はなぜ 北海道 に行こう!という話になったのかは覚えていません。友人との共通点のひとつが”カニ好き”だったことが大きく関係している気はします。
そしてその友人から出た言葉が『ラベンダー畑を見てみたい!』でした。
ラベンダーと言えば道央・富良野がとても有名です。しかし決して交通の便が良い観光地ではありません。
そこで運転免許を持っていない私達は「富良野観光を中心に北海道の定番名所を回る」バスツアーのプランを探しまわりました。
そしてピッタリの商品を見つけたのです。
その商品が掲載されていたパンフレットは、いわゆる有名旅行代理店のものでなく企画会社は知らない名前でした。
しかし行程が理想的でしたし、旅行相談窓口の方から「北海道が拠点の会社(※)なのでプランの内容が充実しています」と薦めていただいたので、すぐに申し込みをしました。
(※自分なりに調べたところ、その会社は事業譲渡の関係で東京の会社になり、現在は多方面の旅行商品を販売しているようでした。)
北海道ならではの景観を堪能した初日~2日目「富良野」
新千歳空港に着くと一気に道央方面へ向かいました。
途中、「引退した競走馬に会えるかもしれない」馬のテーマパーク・ノーザンホースパークで乗馬体験をしたり、馬車に乗って遊びました。
その後は、日高・トマムを通って富良野へ。
テレビドラマ『北の国から』で使われた丸太小屋がそのまま保存された麓郷の森を見て回り、富良野のホテルに着きました。
北海道の素材を使ったフランス料理を食べ、温泉に入り、翌日からの行程を楽しみにしながら眠りにつきました。
2日目は朝から友人が行ってみたいと言っていたラベンダー畑、ファーム富田へ行きました。
7月上旬だった為まだ満開ではありませんでしたが、見渡す限りのラベンダー畑は本当に綺麗であちこちで記念撮影をしました。
ファーム富田さんが運営するお土産屋さんがあったのでラベンダーの香りがするルームスプレーを購入しました(完全に使い切るまでお気に入りでした)。
その後深水峠でお花畑を眺め、CMで使われその呼び名がついたセブンスターの木に立ち寄り記念撮影をし、新栄の丘(パッチワークの丘)で北海道の広さを改めて実感したり。各地で壮大な景色に出会い、車窓を眺めているだけでも清々しい気持ちになりました。
超定番ルート「(富良野)~小樽~函館~札幌」
旭川で昼食を取ると、次は小樽へ向かいました。自由行動だったので小樽運河や北一硝子、オルゴール堂等の名所を自分のペースで散策することが出来ました。そして2日目終了。
これだけ読んでいる方は、「1日に観光できる箇所が少ない」とお感じになるかもしれません。北海道は本当に広くて名所から名所への移動距離が長いのです。
しかし、同行してくださったバスガイドさんや添乗員さんが私達を退屈させないように地図と蛍光ペンを配り「今、地図のどの辺りを移動しているか把握してみましょう」と言って、ペンで道をなぞるように指示を出したり、地名読み方クイズを出したりしてくださったので移動中も楽しむことが出来ました。
3日目には長万部から大沼公園を経由して函館に入りました。
函館では五稜郭公園・トラピスチヌ修道院・函館元町散策、夜には函館山で夜景観賞もしました。
4日目には昭和新山(クマ牧場でも有名)・洞爺湖展望台・中山峠を観光した後、最終地札幌に到着。時計台・旧北海道庁・大通り公園などを観光しました。
特に名所というところでなくても移動中車窓から眺める景色がとにかく壮大で緑が美しくてとても癒されました。日々追われるように働いていた荒んだ心が浄化されたようでした。
また函館と札幌以外の宿には館内に温泉があり、眼だけでなく身体全体が癒されました。
『夏の北海道バスツアー【2】』へ続きます。