再びヌーメアに戻ってきましたが、宿泊先は初日とは異なる違うホテルでした。
後半は自由時間を多めに設定してくださっていたのでダイビングをしたりお買い物をすることが出来ました。
欧州旅行が好きな方にも是非訪れていただきたいし、海外でダイビングをするのが好きな方には是非ここで潜っていただきたいので、その時の体験したことをご紹介します。
最高級クラスのホテル視察と想像以上に見応えのあった体験ダイビング
ホテル『Le Meridien Noumea(メリディアン・ヌーメア)』はヌーメア中心街から少し離れたところにあり、とても広々とした敷地内の中に建てられたホテルでした。
大きさも高級感もヌーメアのホテルの中でダントツでした。
さらに部屋に入ると、ツアーメンバー全員にメッセージが置かれていました(視察で訪れたからかもしれません)。
ここでの滞在をきっかけに ”メリディアングループ”のファン になりました。
夕食は現地ガイドを務めてくださっていたランドオペレーター会社の方との「懇親会」でした。
ポリネシアンショーを観ながら個人的にインタビュー「どうして日本からニューカレドニアに渡ったのか」「ニューカレに住んでみて良かったこと」等を聞かせていただきました。
滞在4日目。研修旅行にも関わらず、終日自由行動にしてくださっていたので、当時 スキューバダイビングのライセンスを取り立てだった私は迷わずダイビングの手配をお願いしました。
前日の懇親会の時に現地係員の方からこんなお話を聞いていたので、南太平洋の海に潜ってみたかったのです。
「休みの日に海に潜って海底から海面を見る形であお向けになり、ぼんやりと海の様子を眺めていると突然マンタが現れたりするんですよ。自分の上を優雅に通過していくのを見ていたら、細かいこととかどうでも良くなってストレスがなくなるんです」
残念なことにライセンスを必要とする本格的なダイビングプランには人が集まらず、集客があり既に催行が決定していた体験ダイビングへの参加となりました。
【「体験ダイビング」と「ライセンスが必要なダイビング」の違いについて】
潜水の深さが大きく関係しています。ある程度深く潜る為には機材の操作や耳抜きという動作等、ダイビングに関する知識と技術が必要になってくるからです。
(ダイビングライセンス関連のお話は別途「ダイビングライセンス取得ツアーin沖縄」でご紹介したいと思います。)
現地の方から海のお話を聞き、とても楽しみにしていたダイビングでしたが、上記のとおり体験ダイビングではそんなに深く潜れる訳ではないので、正直景色にはあまり期待はしておらずダイビングの経験値を増やしておこうと思うようになっていました。
ところが、そのダイビングスポットは浅瀬でも色とりどりの魚がたくさん泳いでいました。
インストラクターの方が餌付けをしようとパンを放った瞬間に目の前に魚が大量に集まってきて、視界が魚で真っ黒になるほどでした。
台風が近づいてきていて透明度は若干低かったのですが、それでも15mくらいはあった気がします。
リゾート地でダイビングをする場合、潜った後ショップに戻ってお茶を飲んだりその日に見た魚の名前を教えてもらいながらダイビングログに書き留める時間があるのですが、その時ショップにお勤めの日本人スタッフの方にもお会いすることが出来ました。
想い出がいっぱい!生牡蠣初挑戦と旅の想い出にブランド限定品を購入
ツアー最後の夜。元々のスケジュールでは各自で夕食を済ませることになっていたのですが、再び現地からご招待を受けお薦めのシーフードレストランに連れていっていただけることになりました。
一瞬本当にフランスに来たのではないかと錯覚してしまいそうな雰囲気の店内の中で、お皿いっぱいに乗せられたロブスターや生牡蠣が続々と運ばれてきました。
「牡蠣はあたると大変」とよく聞きますし「翌日帰国のための移動なのに体調を崩したらどうしよう」という不安もありましたが、とても新鮮で美味しそうだったので人生で初めて生牡蠣を食しました。
とても美味しかったし体調も問題ありませんでした。
最終日、出発は昼すぎだったのでそれまでに念願の地を目に焼き付けるべく再度街中を散策をしに出かけました。
また、この時点で一度もブランド店を見に行っていなかったので良いものがあれば購入しようと思っていました。ニューカレドニアはフランス領なのでフランスのブランド品が日本で買うよりも割安で購入出来たりニューカレドニア限定品が売っていたりするのです。
私はエルメスでニューカレドニア限定デザインのスカーフを見つけ、とても素敵な柄で気に入ったので記念に購入しました。
後日談~帰国後もニユーカレドニアの人の温かさに触れ、再び訪問することを心に誓いました!
帰国後、あることを思いつき現地に連絡を取ったところ大変親切にしていただきました。
「観光名所に施設専属のカメラマンがいて、一日の終わりにその仕上がりを確認後欲しい人だけ購入する」日本の観光名所によくあるシステムがあちらにも存在していました。
私達もその流れで撮影をしました。
しかし撮影日はツアー初日、メンバーは皆初対面の方々でしたし共有した想い出も少なかったので「別に要らないかな」と思ってしまい、購入せずにその場を立ち去ったのですが、帰国後やはり購入したくなってしまったのです。
そこで「ダメで元々」と思いながら現地でお世話になった会社の方に連絡を取ることにしました。
しばらくお返事がなかったので諦めかけていたところに先方から郵便物が届きました。
その郵便物の中身は希望していた集合写真だったのです。
添えられた手紙には「ネガはタッチの差で処分されていたけれど展示見本が残っていました」「画鋲跡があるもので良ければどうぞ」と書かれていました。「追跡していたので時間がかかってしまっていた」とのことでした。
そこまでしていただいて本当に感謝しているし、今でもその写真を見るたびに「お願いして良かったな」と思っています。
4泊6日のモニターツアーはとても駆け足な行程でした。しかしながらこういう機会でもないと行けなかったかもしれないと思うと、参加を了承してくださった会社の方々には本当に感謝しています。
次回訪れる時は完全プライベートでのんびり出来る行程で行きたいと思います。
その際は映画のロケ地となったウベア島、海の綺麗さを称えて「南太平洋の宝石箱」と呼ばれているイル・デ・パン島まで必ず足を運びたいと思います。
【ニューカレドニア~こんな人にオススメ!】
新婚旅行候補のひとつ!(是非水上コテージを体験してみてください)
綺麗な海の景色を各地で観ている方はコレクション必須!
単純に自然を満喫するだけでなく、オシャレな街並みを散策したい方
リゾート地でもお買い物がしたい方(ブランド品)
スキューバダイビングのライセンスを持っていて各地の海に潜ってる方
ライセンスは持っていないけど、一度ダイビングを体験したい方
南半球で天の川や南十字星をご覧になりたい方
季節を気にせずリゾート地に旅行に行きたい方(気温・湿度の差が少ないです)
夜も華やかに遊びたい方(カジノ体験を是非)
映画「天国にいちばん近い島」をご覧になった方や原作を読まれた方
「天国にいちばん近い島」の映画公開から32年。この島がそう呼ばれるようになったきっかけを知る人は減ってきているのかもしれません。