中国・山陽地方 4日間の旅、最終日は日本三景「安芸の宮島」に行きました。
別の記事でも書いているのですが「日本3大〇〇」等を制覇するのが好きなのです。ちなみに同じ日本三景のひとつ、東北の「松島」に一緒に行ってくれたのもこの時の友人です。
終日いても飽きなかった厳島神社とその周辺についてご紹介します。
日本の景勝地や世界遺産を見るのが好きな方はもちろん、神社仏閣・歴史的建造物がお好きな方も是非ご覧になってください。
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様々角度から望む厳島神社の鳥居
広島駅から宮島口駅までJRで約30分で到着しました。
そこから宮島までフェリーで向かうのですが、乗船後まもなく遠くに有名な海の中に立つ大鳥居が見えてきます。
「あの有名な鳥居だ!」と思いよく見てみると私達が向かった時間は干潮で鳥居のふもとには地面が見えていました。
海である限り潮の満ち引きがあるのは当然!と言われればそうなのですが、これまで見てきた静止画像だけではきっと想像できなかったでしょうから、訪れていなかったらずっと気づかないままだったでしょう。
宮島に着いたら真っ先に鳥居の足元まで行きました。
潮の満ち引きで情景が変わる大鳥居
普段は海で隠れてしまっている土台の部分を見ると、その大きさ・太さに圧倒されました。
「こんなどっしりとした土台に支えられて鳥居は立っているんだなぁ」と鳥居の真下から見上げてみて、改めてその大きさを実感しました。
土台を眺めたり、鳥居を背景に記念撮影をしました。
陸に上がると石のベンチのような物があり、そこに腰かけてしばらくの間、潮が満ちていくのをじっと観察していました。
眺めが良く、お天気も良かったこともあり、かなりの時間その場で過ごしましたので、神社へ参拝しに行くまでにかなり時間がかかったのではないかと思います。
景色が綺麗で雰囲気ものどかで居心地の良い場所でした。
私が感じた厳島神社の魅力
神社の中に入りしばらく進むと、メディアで見たことがある能舞台が視界に現れました。
(正確には「平舞台」の中に「高舞台」が作られているという構造のようです。)
神社側から舞台を見ると、海と大鳥居が舞台の背景になるように建てられているので、能や歌舞伎の迫力に自然の迫力が合わさって、演目そのものがより際立って見えるんだろうなぁと思いました。
舞台も素敵でしたし、神社全体に使われている朱色が本当に鮮やかで綺麗でした。
一番感じたのは神社特有の厳かな空気に「本当に水に浮かんでいるかのように見えるところ」「いろんなところがシンメトリーに造られているところ」等の造形の美しさが合わさって神秘的な雰囲気を醸し出しているのではないかなと思いました。
「牡蠣は海のミルク」に納得~絶品!広島産の焼き牡蠣
その後、神社を出て参道界隈のお土産屋さんや食事処を見て回りました。
定休日だったのか行った時間が悪かったのか、営業中のお店をあまり見つけることが出来ず、どうしようかと思っていたところに焼き牡蠣の屋台を見つけました。
牡蠣は嫌いではありませんが、そんなにしょっちゅう食べる機会は無いですし、外で食べることもあまり無かったのですが、焼かれている牡蠣の大きさが普段スーパーで見ているものとは全然違っていたことに惹かれ購入しました。
その時に食した牡蠣が本当に美味しかったのです!
これ以降、牡蠣が取れる産地で屋台を見つけると必ず焼き牡蠣を頼むのですが、この宮島で食べた牡蠣がふっくらと濃厚で、自分史上未だに№1です。
宮島は神社だけに非ず~その他の観光名所
実は、鳥居前の風景や神社からの景色を堪能しすぎて厳島神社界隈しか訪れることが出来ず、宮島全体を見て回る時間がなくなってしまいました。
紅葉時期は外せない紅葉谷公園や宮島ロープウェイ、宮島水族館等もあります。
私達はその日が帰途につく日だったので、その行程を諦めざるを得ませんでした。
それほどまでに厳島神社が美しく「日本三景」と言われる所以だということを知られたので後悔はしていないのですが、団体旅行等で滞在時間が決まっていないのであれば、是非宮島で1泊していただき、宮島全体の観光されることをおすすめします。
【広島・宮島~こんな人にオススメ!】
日本三景・世界遺産など日本の景勝地に行くのがお好きな方
神社仏閣・歴史的建造物に興味のある方
能・狂言・歌舞伎など日本伝統芸能をご覧になる方(神社内の能舞台、一度見ていただきたいです)
美味しいものを食べることが好きな方(宮島に限らず広島は美味しいものがいっぱいです)
一緒に行った友人との出会いは、「たまたま(別の期間)同じお店で働いたことがあるというだけ」の関係性でしたが、彼女が地方に嫁いだ今でも親交があり、もう16年のお付き合いになります。
この記事を書いていて、改めて素敵なご縁だなと感謝しました。