先日別の記事にて「テレビ番組でカナダが紹介されていた話」をしましたが、取り上げられていた理由は紅葉の季節だからだけではなかったようです。
いろいろ調べていたら来年が建国150周年にあたり、その日に向けていろんなイベント企画が打ち立てられていることを知りました。
中には「行ってみたい観光名所に投票」というページがあり、参加した人の中から抽選でカナダ旅行が当たるという企画もあったので期日までに投票しようと思っています。
それらを見ているうちに「再びカナダ行きたいモード」が再熱しました。
まだまだ行き足りないカナダ、今回はプリンスエドワード島での体験記をご紹介しようと思います。
カナダに興味がある方・「赤毛のアン」ファンの方は一度読んでみてください。
「海外旅行ひとり旅」デビュー!憧れのプリンスエドワード島
カナダ旅行を決めた時点で真っ先に旅程に組み込んだのが「いつか行ってみたかったところ」 プリンスエドワード島 でした。
モンゴメリ著『赤毛のアン』の舞台として世界的に有名になったところです。
アニメ「世界名作劇場」も観ていましたし学生時代『赤毛のアンシリーズ』を全て読んでいたので、いつかその物語の舞台になった所へ行ってみたいと思っていました。
実質3日間しか滞在できずじっくり巡ることは叶いませんでしたが、予備知識もさほど持たない1人行動、電車が走っていない地をレンタカーも借りず過ごした割にはかなりのことを達成できたのではないかと自負しています。
時系列順に見てきたところ・体験したことをご紹介します。
街の中心部観光~雨のシャーロットタウン探索【1】
日本からの所要時間が約20時間、シャーロットタウン空港に到着したのが前日の22時だったにも関わらず、気分が高ぶっていたのかあまりよく寝付けないまま起床しました。
私が手配した宿はホテルではなくツーリストホームというB&Bに近いタイプの宿(今流行りの「民泊」ですね)だったので宿泊者みんなでテーブルを囲みながら朝食を取りました。
その時顔を合わせたメンバーは、台湾人カップル(”カナダに留学中”の彼女と”台湾から会いに来た”彼)や、その宿で働いている日本人スタッフの女の子(数週間前まではお客様だったとのこと)。
お互いにカナダにやって来たいきさつを話しました。
また私が「滞在中に『”赤毛のアン”ミュージカル』を観たいこと」「今日が滞在初日でこれからチケットを購入しに行こうとしていること」を話すとチケット手配方法(お得情報)を教えてくれました。
旅行会社ではミュージカルは「パッケージのオプション扱い」の対応になっており、個人で手配する場合のことは掲載されておらず、いろいろ調べても詳細が分からなかったので大変助かりました。
朝食を済ませ少しお部屋で寛いだ後、街の中心部(ダウンタウン)まで出かけました。
宿のオーナーが車で送ってくださり、ミュージカルチケットが購入できるチケットブースの場所を教えてもらった後、帰りの待ち合わせ場所の確認をして分かれました。
分かれた後、さっそく公演が行われるコンフェデレーションセンター内に入りました。
劇場内の壁には『歴代アン(アン役の女優さん)』の顔写真が飾られていたり、お土産屋さんがあったり観劇する前から気分が上がりました。
しかもお昼の公演(マチネ)にしたのでチケット代は夜の部より4ドルお得に購入出来ました。
センターを出た後は翌日に参加するための観光バスツアーを予約し、以降は名所を回れるだけ回ろうと思い散策をしました。
ビクトリア公園を散策したり、歴史館的存在のプロビンスハウス(州議事堂)の中を見学させてもらったり、
『赤毛のアングッズ』専門店でお土産の下見をしたり、コンフェデレーション・ランディングパークで港を眺めながらお茶をしたりして過ごしました。
途中で厳かな雰囲気のバシリカ(教会)を見つけ、休憩しながら旅が順調に進むようにお祈りしました。
また島のあちらこちらには可愛いデザインの灯台がいくつも点在していたので、歩ける範囲で何ヶ所か見てまわりました。
カナダのご飯事情(個人的な感想)と滞在方法の選択について
「そろそろ夕食を取るレストランを探そうかな」と思っていた時、散歩中のおじいちゃまから話しかけられたので、話の流れでオススメのレストランを教えてもらいました。
そのおじいちゃまと会話をしている時に間に入って来られた日本人の男性が「英語が全く話せないから同行したい」と言ってこられたので一緒にお店に入りました。
しかし、残念なことにその日本人の方とは話が合わず、出てきた料理(地中海サラダとスモークサーモンのリゾット)はことごとく口に合わず散々な夕食となりました。
リゾットの具だったサーモンと添えられたパンしかまともに食べられなかったので、レストランを出てから何か食べる物を買おうとお店を探したのですが、時間が遅くどこも既に閉店しており気慰めにジュースだけ購入して宿に戻りました。
宿に戻ってからオーナー夫妻にその日1日の出来事を話すと夕食の件でMr.は怒ってお店にクレームを入れてくれ、Mrs.はトーストと紅茶を用意してくれました。
ホテルでひとりの時間を満喫するのも好きですが、こういう家族のような扱い・温かみのあるおもてなしを味わうわうことができ、ひとり旅で不安を抱えていた私は「この宿に決めて良かったなぁ」と思いました。
今後利用する飛行機のリコンファーム(航空便予約再確認)も手伝ってくれ本当に助かりました。
『カナダ・プリンスエドワード島紀行【2】』へ続きます。
シャーロットタウンでの過ごし方”まとめ”は『カナダ・プリンスエドワード島紀行【3】』をご覧ください