中学生以降全国遠征をするようになり、友人達と旅行するようになってから家族で出かけることが全くなくなってしまいました。
しかし数年前一度だけ「母娘ふたり旅」に出たことがあり、その時に宿泊したホテル『プライムリゾート賢島』がとても素敵だったのでご紹介します。
「あちこち観光に出るのではなく、のんびりと南国リゾート気分を味わいたい」という方におすすめです。
それが目的であれば家族旅行はもちろん、恋人やご夫婦、ご友人同士、どんな形態にも合いますので、参考にしてみてください。
知っているとお得!?旅行会社の得意エリア
各旅行会社に問い合わせた訳ではないのですが、電鉄系の旅行会社が企画される商品の中で「親会社の鉄道を利用する旅行プラン」は比較的お得になっている気がします。
例えばJR東海系の旅行会社なら中部・関東方面、JR西日本なら中国・九州方面といった具合です。
ある日近畿日本ツーリストのパンフレットを見ていると「近鉄・伊勢志摩ライナーでいくプライムリゾート賢島の旅」がかなりお得な料金設定で販売されていました。
ホテル自体魅力的な宿ですし「2日間でどこか行きたい」というお客様にかなりおすすめして好評だったので、自分でも行きたいと思い母親を誘いました。
スペイン・ギリシャ~異国の地に迷い込んだような空間
賢島 にはゴルフ場が多くリゾート開発がされているところで、ホテルも駅前に立ち並ぶ繁華街にある訳ではありません。
駅に着くとお迎えの送迎バスが来ていました。
バスがホテルに近づくと、真っすぐな道の両サイドにヤシの木のようなリゾートを感じさせる樹木が整列していて、まるで海外旅行に来たような気になりましたし、入り口の外観も沖縄リゾートやハワイの離島にあるホテルに似ていて、電車で3時間で到着したところには思えませんでした。
エントランスホールには正面に小さな噴水、その奥には大きな窓から英虞湾が見渡せるカフェラウンジがあって「今からここに泊まるんだ」と思うとワクワクしました。
客室もとても解放感がありました。大きなベッド2台と応接セット、さらに「バルコニー」が付いていてお部屋からも伊勢志摩の海を見ることが出来ました。
今回記事を書くにあたり、ホテルのホームページを調べたところ、私が宿泊した部屋タイプが標準タイプだったようです。
他にデラックスツイン・スイート・ヴィラタイプ・和室、さらにはペット(犬)と一緒に泊まれるドギールームもあるようです。
素敵なホテルでワンちゃんと一緒に過ごせたら良いですよね。
改めていろんなお客様に対応されているホテルなんだなぁと思いました。
おすすめはパティオ(中庭)とシーサイドテラス(プールサイド)
職業柄ホテルの施設内を見てまわるのが好きなので、母に部屋で寛いでもらっている間にあちこちホテルの中を散策しました。
建物の中も外壁等もとても好みで歩きまわるだけでも優雅な気分になりました。
特に好きになったのが、旅行プランの表紙にもなるプールサイドと
敷地内に2つあるパティオです。
他にもいろんな需要に応えられるようにテニスコートやフィットネスジム、夏期のみですがスイミングプールもありました。
(※私が訪れた時は落ち着いて読書等出来そうなシアタールームのようなお部屋があったのですが、もしかしたらリノベーションでなくなってしまったかもしれません。)
食事のメニューからも感じるおもてなし
夕食は伊勢の素材を使った和風懐石でした。
あまりに美味しすぎて写真を撮るのを忘れてしまった程食事を楽しみました。
早い時間の予約だったこともあり、お気に入りのプールサイドが見える窓側の席に通してくださったのでとても気分良くいただきました。
朝食は和食で、小鉢・煮物・焼き魚・ご飯・赤出汁、他にも何皿か用意されていました。
私も母も大皿料理より少量の小鉢がいくつかあるタイプの食事メニューが好みなので有難かったです。
また別途お子様用に朝食セットを設けられていました。
賢島駅周辺について
観光はしないで帰ってきたのですが、賢島駅周辺のお土産屋さんには何軒か立ち寄りました。
主に英虞湾の真珠や海産物が売っていたので、父親宛てに佃煮の類を購入しました。
また散策途中に海賊船のような船が停泊していて、英虞湾クルーズの遊覧船であることが分かりました。
ちょっと興味があったのですが特急の時間が迫っていたので諦めました。
駅から少し離れたところには観光名所もいくつかあるので次に訪れる時には足を延ばしたいと思います。
【賢島リゾート~こんな人にオススメ!】
南欧・南国リゾートの雰囲気がお好きな方
近場でのんびりされたい方
ペットと一緒に旅行にされたい方
リゾート地でテニス・ゴルフをお考えの方
ホテルの敷地内でのんびりしたり、スパを楽しみたい方
※日帰りプランもあります
母は今でもその時のことを嬉しそうに話します。近いうちに両親をどこかに連れて行ってあげようと思いました。